お客様と共に

物流業務代行パートナー
導入事例

たねや様

お客様の手元に
最もおいしい状態で届いてこそ。
たねやの生命線である
物流ネットワークは
信頼のパートナーとでなければ
築けません。

たねや様お菓子 たねや様お菓子

企業様紹介
たねや 様

1872年創業、滋賀県近江八幡市に本社を置く、菓子製造・販売、飲食を手がけるグループ企業。季節菓子や上生菓子など上質なお菓子をそろえ、全国の有名百貨店に出店。時代の変化や消費ニーズを捉え、多彩なお菓子を作り続けている企業です。グループ会社、クラブハリエのバームクーヘンも高い人気を誇ります。

https://taneya.jp/

そんなたねや様の商品輸送を、京三運輸では長年にわたりお任せいただいています。たねや様にお話を伺いました。

パートナーとして

たねや様が京三運輸を選んでくださった理由

ある年の12月、関西地方に降雪が続きました。どの運送会社も東京へ行ったトラックが戻れず、滋賀県に工場のあるたねや様にとっては、関東への配送ができない緊急事態となりました。年末商戦のなか「なんとかできないだろうか」と、たねや様からご相談を受けたのが、関西の輸送を担っていた京三運輸でした。
京三運輸は京都に本社を置く物流会社ですが、名古屋・東京など全国6拠点に100台のトラックを所有しています。「お世話になっているたねやさんが困っていらっしゃる。よし、やろう」。従業員全員が想いをひとつにしました。自社ネットワークをフルに活用して営業所間のリレーを3日間続け、地元の道を熟知したドライバーの手により、無事に関東の各百貨店に商品をお届けすることができました。以来、たねや様と長年にわたる信頼関係を築いています。

インタビュー

執行役員 製造本部 本部長 小倉 達也 様 執行役員 製造本部 本部長 小倉 達也 様

たねやの想いも届けてくれる
信頼のパートナーです。

執行役員 製造本部 本部長
小倉 達也 様

輸送品質そのものが商品の品質に直結する

たねや様の物流について教えてください。

たねやグループでは、仕入れから製造・流通・販売にいたるまで、全従業員が「いかにお客様に喜んでいただくか」を追究し、日々仕事に努めています。
「買っていただいたお菓子を、最もおいしい状態でお召し上がりいただきたい」という想いを持つ私たちにとって、信頼のおける物流ネットワークの構築は、血管を健康に保つことと同じように事業の生命線です。そして、安全においしさを保ち、きれいな状態で店頭に並べることは不可欠です。どれだけ素晴らしいお菓子を作っても、確実にお客様の手元に届かなければ「商品」とは言えません。
その役目を担っているのが当社の物流部門であり、工場から全国への輸送を担っていただいているのが京三運輸さんです。私たちと同じ想いを持つ仲間だと考えています。

たねやのやわらかな大福 たねやのやわらかな大福

やわらかい大福もきれいに運べるのが京三運輸

繊細なお菓子を製造されており、輸送には細心の注意が必要です。

だからと言って、私たちが壊れないよう硬いお菓子を作ることはあり得ません。それをわかってくださっているのが京三運輸さんです。たとえば、たねやのやわらかな大福は、京三運輸さんしか運べないかもしれません。運搬中に大福がひとつも横を向いていないんです。

商品にはそれぞれ賞味期限をつけていますが、できるだけすぐに食べていただきたい。ですから私たちは、どら焼き1個でも最もよい状態で店舗に届け、なるべく早く、よい時間に売り切ります。 食品ロスを出さないためでもありますが、そうやって売り切れるよう発注できるのは、当社従業員が店頭にいることと、翌朝には京三運輸さんが届けてくださる安心感があるからです。

従業員が効率良く仕事ができる
配慮が心強い

京三運輸のドライバーはどのような動きをしていますか。

まず、当社工場の出荷スペースに運ばれてきたパッキンや番重を、ズラリと並んだ大型トラックに積み込んでくださいます。
長いお付き合いのドライバーの方が多く、あうんの呼吸で出荷から出発まで手早く作業をしてくださいます。悪天候で荷物の切り離しが遅くなるときは「大丈夫です、何とかしておきます」と二つ返事で作業をしてくださいます。

早朝百貨店に到着すると、荷物を積み下ろしてくださるのですが、荷物を開ける当社の従業員が効率良く仕事ができるよう、商品がわかりやすいように置いてくださいます。
運び入れる量が多いため、ときには売り場まで運び入れる作業までお願いしています。到着が遅れると、開店までに準備が終わらなくなることをご理解いただいているからです。

ドライバーのみなさんは、半分たねやの従業員のような気持ちで動いてくださっているのではないでしょうか。

課題が発生すれば対策を返してくれる安心感

京三運輸のどんな点に信頼をいただいているのでしょうか。

めったにないことですが、百貨店の狭い通路に台車が当たり、お菓子が崩れることがあります。もちろんドライバーさんから丁寧な謝罪をいただくのですが、京三運輸さんはそこで終わりません。防止策についてきちんと返答があるんです。

運送会社によっては「弁償します」で終わる企業もありますが、私たちが求めているのは弁償ではなく、再発を防ぐためにどう改善されるかの具体策です。その点でも京三運輸さんには信頼を寄せています。

京三運輸社員写真 京三運輸社員写真

2024年問題に対し、共によいモデルを築きたい

京三運輸へのご要望や期待をお聞かせください。

たねやが大きな成長を続けてきたのも、パートナーである京三運輸さんのご協力のおかげと感謝しています。

働き方改革関連法の施行に伴い、物流業界で生じる様々な課題いわゆる「2024年問題」について、私たちも京三運輸さんと共に取り組んでいかなければならないと考えています。たとえば荷物を渡す時間を調整するなど、話し合いを重ねて着地点を探っています。2024年問題の解決に向けた、よいモデルになればと思っています。

担当ドライバーコメント

担当ドライバー 長谷川 一誠(入社15年 担当歴20年) 担当ドライバー 長谷川 一誠(入社15年 担当歴20年)

担当トライバー
長谷川 一誠(入社15年 担当歴20年)

「自分がたねや様の社員だったら」
常にお客様の立場で考え、行動しています。

たねや様と京三運輸のお取引は30年近くになり、そのうち約20年、私がドライバーとして担当させていただいています。「荷物を大切に扱って送り届ける」を重ねてきました。
20年前に先輩から「繊細なお菓子だから気をつけて荷さばきをしてください」と言われました。以来、デリケートな商品も多いためラベルの確認を習慣づけています。もし自分がたねや様の従業員なら、作ったお菓子をそのままお客様に届けてほしい、と思うはずです。常にお客様の立場に立って行動しています。
あまりに忙しく走り回ると、荷物が損傷することがたまにあります。その点をよく理解してくださっているのも、たねや様です。京三運輸との長年にわたる信頼関係があるからこそ、です。よりよい方法がないか相談に乗っていただくこともあり、私たちの立場も理解していただいています。本当にありがたいお客様です。

WITH CUSTOMERS

お客様と共に